皆様、すっかり御無沙汰しております。yosでございます。何とか生きております(笑)。
この夏、アマゾンのKDPというパーソナルな電子出版の仕組みを利用して桜井恵三氏が数冊の電子書籍を上梓しているようです。複数のドメインを取得したりと形式的には新しモノ好きの桜井氏ならではの行動ですw
その内容については例によって胡散臭さ満載なのは容易に予想可能です。ただ、対象がネット販売されている有価物ということで、その扱いには悩んでいました。これまではネット上でフリーで入手できる桜井氏の記述に含まれるコピペとコピペ元を対照する形で提示してきました。しかし、桜井氏に対価を支払う必要のある記述物についての取り扱いをどうすべきかについて色々と考えていたのは事実です。
例えば田口ランディ氏の盗作疑惑の件では、有価物である田口氏の著作物を所有していない者を含む多く人々に対して、複数のメディアが田口氏の著作における表現と類似する第三者の表現を対比させて田口氏の盗作疑惑を伝えた事実がありました。これを踏まえ、購入・献本等正当な方法で該当著作を入手している限りは、ランディ田口氏が上梓した書籍と桜井恵三氏の有価電子書籍を同様に見なすことが可能だと判断しました。
平たく言えば「あれ? 自分が手に入れたこの本には、どこかで見た表現があるなぁ」という思いを具体化するわけです。当然、該当する記述に対して「引用」の基本的ルールを遵守することで、これまでと同じように桜井氏の記述に対して疑惑を有する部分の表現の対比によって、桜井恵三氏のコピペ疑惑を問うことには問題がないと考えます。
はからずも桜井恵三氏の電子書籍、「脳科学と音声工学が解明した楽しい英語学習」と思われるファイルがネット某所で公開されているようです。手元にある正規手続きで購入したものとネット上に流通しているものの内容は同一であることを確認しました。今回のコピペ疑惑の追及はこの電子書籍を対象とすることにします。
(アンダーグラウンドなファイルの具体的な入手方法については、ここで言及しません。桜井氏が関連するサイトを徘徊していれば、見つかると思いますが)
さて、今回の疑惑追及の対象となった電子書籍、「脳科学と音声工学が解明した楽しい英語学習」は前書きを含んで全79章となる大がかりなものですが、章立ては以前に紹介した無料/有料pdf教材と極めて良く似ており、目次を見た時点で漂う香ばしさに期待(?)が高まります。
今回、流用・コピペ疑惑を追求するのは、この章です。
1.2.自己効力感を高める
:桜井恵三氏がアマゾンで販売している電子書籍における表現
:流用元と思われるサイトでの表現
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例1
「自己効力感は結果予期と効力予期の2つに区分されます。結果予期とは、ある行動がどのような結果を生み出すのかという予期です。効力予期とは、ある結果を生み出すために必要な行動をどの程度うまく行うことが出来るのかという予期です。」
「自己効力感とは、ある具体的な状況において適切な行動を成し遂げられるという予期、および確信。結果予期と効力予期の2つに区分される。 結果予期とは、ある行動がどのような結果を生み出すのかという予期。一方、効力予期とは、ある結果を生み出すために必要な行動をどの程度うまく行うことが出来るのかという予期。」
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【流用元と思われるサイト】
「wikipedia – 自己効力感」
例2
「自己認識とは自己に対する信頼感や有能感のことをいいます。自己認識をして自己肯定に結びつけ、その結果として自己効力感を養うということです。自己効力感を養うためには自分を認めることが必要です。 自己肯定は、自分自身の内部で、やっていく事が大事です。これが自己効力感につながるのです。」
「自己認識とは自己に対する信頼感や有能感のことをいいます。
自己認識をし自己肯定に結びつけ自己効力感を養うということです。
自己効力感を養うためには自分を認めることが必要です。
自己肯定は、自分自身の内部で、やっていこう!という。自己効力感につながるのです。」」
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【流用元と思われるサイト】
「企業情報サイト イノベーションズアイ コラムTOP > コラム一覧 > ビジネスにおけるモチベーションの記事一覧 > 自己効力感-*自己効力感とは」
例3
「ではどのようにしたら自己効力感を高められるのでしょうか。ただ頑張るぞと言い続けたからといって自己効力感が高められるわけではありません。
自己効力感は、主に4つの方法で形成されるといわれています。」
「ではどのようにしたら自己効力感を高められるのでしょうか。
ただ「頑張るぞ~!」といい続けたからといって自己効力感が高められるわけではありません。
自己効力感は、主に4つの源泉によって形成されるといわれています。」
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【流用元と思われるサイト】
「企業情報サイト イノベーションズアイ コラムTOP > コラム一覧 > ビジネスにおけるモチベーションの記事一覧 > 自己効力感-*自己効力感の高め方」
例4
「自分自身で行動して、達成できたという体験。」
「自分自身で行動して、達成できたという体験のこと。」
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【流用元と思われるサイト】
「企業情報サイト イノベーションズアイ コラムTOP > コラム一覧 > ビジネスにおけるモチベーションの記事一覧 > 自己効力感-*自己効力感の高め方」
例5
「少し先にある小さな成功体験を積み重ねていくことです。」
「小さな目標(スモールステップ)を、自分の中で設定し、ちょっと先にある小さな成功体験を積み重ねていくこと。」
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【流用元と思われるサイト】
「やればできそうという期待感 「自己効力感」」
例6
「自分以外の他者が達成している様子を観察することによって、「自分にもできそうだ」と予期することです。」
「自分以外の他者が達成している様子を観察することによって、「自分にもできそうだ」と感じること。 」
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【流用元と思われるサイト】
「企業情報サイト イノベーションズアイ コラムTOP > コラム一覧 > ビジネスにおけるモチベーションの記事一覧 > 自己効力感-*自己効力感の高め方」
例7
「自分のしている努力や行動に対して、信頼している人から、肯定的なフィードバックを得たり、いい感じと評価されたりした時、「できそう。」という感覚を強めていくことができます。」
「自分のしている努力や行動に対して、信頼している人から、肯定的なフィードバックを受けたり、いい感じと評価された時、「できそう。」という感覚を強めていくことができます。」
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【流用元と思われるサイト】
「やればできそうという期待感 「自己効力感」」
例8
「達成可能性を、言語で繰り返し理解して納得することが大事です。」
「達成可能性を、言語で繰り返し説得すること。」
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【流用元と思われるサイト】
< 「企業情報サイト イノベーションズアイ コラムTOP > コラム一覧 > ビジネスにおけるモチベーションの記事一覧 > 自己効力感-*自己効力感の高め方」
例9
「1の達成体験がもっとも自己効力感を定着させるといわれています。
2の代理体験は自らが体験できる範囲は限られているため、これによって得られる自己効力感も大きいと考えられています。
3の言語的説得のみによる自己効力感は容易に消失しやすいと言われています。
4は一時的な感覚なのですぐに消失してしまいます。」
「1.の達成体験がもっとも自己効力感を定着させるといわれています。
2.の代理体験は自らが体験できる範囲は限られているため、これによって得られる自己効力感も大きいと考えられています。
3.の言語的説得のみによる自己効力感は容易に消失しやすいと言われています。
4.は一時的な感覚なのですぐに消失してしまいます。」
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【流用元と思われるサイト】
< 「企業情報サイト イノベーションズアイ コラムTOP > コラム一覧 > ビジネスにおけるモチベーションの記事一覧 > 自己効力感-*自己効力感の高め方」
例10
「個人の自己効力感が、上昇すると学習中に、必要とされる持続性や忍耐力も同時に高まってきます。それによりレベルの高いパフォーマンスが生まれてきます。しかし、何かの課題に挑戦するということは、心理的な負担も同時にかかってくるため、ストレス軽減にむけての何らかのサポート、マネジメントが必要になってきます。」
「個人の自己効力感が、上昇すると、結果をやり遂げる時に、
必要になってくる持続性や忍耐力も、同時に高まってきます。
そこから、ハイパフォーマンスが生まれてきます。
しかし、何かの課題に挑戦するということは、
心理的な負担も同時にかかってくるため、ストレス軽減にむけての
何らかのサポート、マネジメントが、必要になってきます。」
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【流用元と思われるサイト】
「やればできそうという期待感 「自己効力感」」
例11
「特に、ひとりで孤立して努力を続けていく場合に感じている不安感や孤独感を軽減したり、気持ちのゆれを落ち着かせたりするために、飲酒や喫煙、食べ過ぎ、時間の無駄使いなど、強化したくない習慣を強化してしまう恐れもあります。そのためできるだけ建設的な方法で、ストレスを管理する事が大事です。挑戦しあう者同士の心を支え合うコミュニティーや交流の促進も必要となります。」
「特に、ひとりで孤立して、努力を続けていく場合、
感じている不安感や孤独感を緩和したり、気持ちのゆれを
落ち着かせるために、飲酒や喫煙、食べ過ぎ、時間の無駄使いなど、
強化したくない習慣を、強化してしまうことも考えられるので、
できるだけ建設的な方法で、ストレスをコーピングしていこうとすると、
挑戦しあう者同士の心を、支え合うコミュニティーや居場所づくり。
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【流用元と思われるサイト】
「やればできそうという期待感 「自己効力感」」
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流用・コピペ疑惑のある文章/桜井恵三氏の文章 = 1058/2692(各々スペース不含の文字数)。
流用・コピペと思われるボリューム:39.3%。
これまでのパターン通り、具体的な学習方法以外の部分はネット上の文章から盗用することで自分を彩る桜井恵三氏。このようなコピペにより構成した文書に自分の著作権を主張し、第三者へ有料で提供する行為が許されるのかどうか、アマゾン社へ問い合わせ中です。返答があれば、皆様にお知らせしたいと思います。
なお、桜井恵三氏のこれまでのコピペ疑惑についてはこちらからどうぞ。