桜井恵三氏が運営する商用サイト、www.eikaiwanopl.jpにおけるコピペ疑惑追求 第14弾です。
これまでに確認した桜井恵三氏作成の上記サイトを含む流用・コピペ疑惑については下記を参照下さい。
今回 流用・コピペ疑惑を追求するのは、このページです。
英会話の学習媒体の歴史
www.eikaiwanopl.jp/information/history/baitairekishi.html
http://megalodon.jp/2011-1212-2210-24/www.eikaiwanopl.jp/information/history/baitairekishi.html
(2011年12月12日時点でのウェブ魚拓)
:桜井恵三氏の商用サイトにおける表現
:流用元と思われるサイトでの表現
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例84
「1966年LL教室用のオープンリール方式のオーディオテープの教材が提供されるようになりました。当時、オープンリールは主に学校や業務用に使われており、一般家庭で音声教材を使って語学の学習を実現する手段はまだありませんでした。」
「語研の音声教材は、1966年LL教室(注1)用のオープンリール方式のオーディオテープ(以下「オープンリール(注2)」)が始まりでした。当時、オープンリールは主に学校や業務用に使われており、一般家庭で音声教材を使って語学の学習を実現する手段はまだありませんでした。」
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例85
「1970年代に入り、カセットテープ市場が急速に伸びカセットテープデッキが一般家庭に普及すると、語研の音声教材も時代に合わせてカセットテープへと形を変えました。語学学習専用のテープデッキなども発売されていました。さらに、カセットテープデッキはポケットに入るサイズになり、一人に一台の時代を迎えます。いわゆるヘッドホンステレオの時代です。好きな場所で学習する、語学学習のスタイルが大きく変化した時代でもありました。」(強調部は筆者)
「1970年代に入り、カセットテープ市場が急速に伸びカセットテープデッキ(注3)が一般家庭に普及すると、語研の音声教材も時代に合わせてカセットテープへと形を変えました。語学学習専用のテープデッキなども発売されていました。 さらに、カセットテープデッキはポケットに入るサイズになり、一人に一台の時代を迎えます。いわゆるヘッドホンステレオ(注4)の時代です。好きな場所で学習する、語学学習のスタイルが大きく変化した時代でもありました。」
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例86
「1980年代に入り、CDがオーディオ市場の中心となります。CDはカセットテープに比べ音質や多機能な再生プログラムなどにおいて優れていましたが、取り扱い容易さに関してはカセットテープが勝っており、語学学習においてはまだまだ欠かせないアイテムでした。」
「1980年代に入り、CDがオーディオ市場の中心となります。CDはカセットテープに比べ音質や多機能な再生プログラムなどにおいて優れていましたが、取り扱い容易さに関してはカセットテープが勝っており、語学学習においてはまだまだ欠かせないアイテムでした。」
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例87
「1990年代の半から書籍や雑誌にCD-ROMやCDが付くようになりました。語学の音声教材もテキストと一体化した、いわゆるCDブックが増えてきました。パソコンの普及と共にパソコンを使いインターネットやCDを使う英語学習が急速に進みました。この頃、持ち歩くための音声媒体はMDが中心になっていました。学習用として根強い人気を誇っていたカセットテープは徐々に姿を消していきました。またこの頃にはビデオテープもVHSが事実上の統一規格となり英語教材にも広く使われるようになりました。」
「1990年代の半ばから書籍や雑誌にCD-ROMやCDが付くようになりました。語学の音声教材もテキストと一体化した、いわゆるCDブックが増えてきます。 この頃、持ち歩くための音声媒体はMD(注6)が中心になっていました。学習用として根強い人気を誇っていたカセットテープは徐々に姿を消していきました。」
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例88
「21世紀になり、パソコンやインターネットの普及が思いもよらぬ形で音声教材を進化させることとなりました。DVDが普及することのよりCDよりは保存データ量が大幅に増えたことにより、音のデータに画像が付くようになりました。ビデオテープもDVDも映画などを繰り返し見ることができるようになった功績は大きいのですが、英語の映画は映画館でもまたテレビなどで見ることができたので新しい学習方式と言えるものではありませんでした。」
「21世紀になり、パソコンやインターネットの普及が思いもよらぬ形で音声教材を進化させることとなりました。 最新の音声教材は、ついに形のあるメディアを脱ぎ捨てました。デジタルなデータ(MP3ファイル(注7))としてネットを経由してダウンロードされ、HDなどのストレージに蓄積され、先端のアプリケーションによって再生されます。デジタルデータならではの携帯性や利便性はこれからどんな展開を広げていくのか。進化し続ける語研の音声教材に、今後もご期待下さい。」
【例84~88の流用元と思われるサイト】
株式会社 語研:音声教材、進化の歴史
http://www.goken-net.co.jp/sp/01.htm
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流用・コピペ疑惑のある文章/桜井恵三氏の文章 = 726/2237(各々スペース不含の文字数)。
流用・コピペと思われるボリューム:32.5%。
桜井恵三氏の文章としては流用・コピペと思われる部分が少ないのですが、今回紹介するページには極めて興味深い事実があります。
例85の桜井恵三氏の文章と その中にある強調部分を御確認下さい。
桜井恵三氏は流用・コピペに際して、流用元を確定可能な文言を削除することなく、そのまま掲載しています。
他人が書いた文章から都合の良い部分を桜井恵三氏が勝手に切り出し、自サイトの文章の一部として改変・公開するに当たって、自分の文章であることを装う注意力にさえ欠けていることが明確に表されています。自説宣伝用のサイトの文章でさえ こうなのですから、流用という行為により他人の文章に対して敬意を払わないことと合わせて、桜井恵三氏の無責任さと高慢さがうかがえます。
また、例88には、その一部に該当サイトからの流用・コピペと思われる部分がありますが、それ以外の部分=桜井恵三氏オリジナルと思われる部分の文章は、脱字と文章構成力に欠けることから意味不明な部分が多く、相変わらずボロボロな日本語です。
コピペとボロボロ日本語の組み合わせの好例です。
最後に桜井恵三氏の事実誤認が存在することも指摘しておきます。
例87の中に「またこの頃にはビデオテープもVHSが事実上の統一規格となり」というくだりがありますが
ビデオデッキ規格でVHS陣営に対抗したベータ陣営の盟主、SONYがVHS機を発売し、事実上 規格争いに決着が着いたのは1988年ですから、1990年代の半ばではありません。
このように桜井氏の文章力が拙いが故に、勝手に拝借した他人の文章に無理矢理 自分の文章を加えようとしても事実を正確に伝えるものにならず、全体としては意味不明の悪質な日本語になってしまうのが桜井恵三氏の文章の特徴の一つです。