桜井恵三氏の無料配布資料は流用・コピペだらけ?9

引き続き 桜井恵三氏が無料配布している資料である
http://rbiz.jp/facebook/data/ebook1.pdf(2011年6月22日版)
における流用・コピペ疑惑追求第9弾です。

桜井恵三氏作成の上記資料における これまでの流用・コピペ疑惑については下記を参照下さい。

今回は桜井恵三氏が頻繁に貼り付けるフレーズに関するコピペ疑惑です。

        :桜井恵三氏の無料教材における表現
        :流用元と思われるサイトでの表現
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例その11
P.14 (ebook1.pdfにおけるページ番号)
「カルフォルニア大学の言語学博士のLinne Mikkelsen氏の言葉では次のように言っています。

「言語の習得には、さまざまな過程があります。また、どのような要素が言語中枢の発達に寄与するかという一致した見解は今のところありません。しかし、長年の研究により、おおよそつかめてきているとは言えるでしょう。まず大切なのは、自分の母国語と照らし合わせて考えることです。バークレーの言語クラスでは、オーラルコミュニケーション能力の発展にまず力を入れるため、基礎的な単語や文法以外は後回しにされるか、全く別の扱いを受けながら勉強します。

言語習得の段階としては、第一段階では簡単な会話を覚えることがまず必要と言えます。そして、聴覚がその言語に適応を見せた後、稲の刈り取りのように徐々に空間を広げていくわけです。ですから、初期段階のうちにオーディオなどで高度な会話を聞かせたり、教科書を音読させたりすることは効果的とは言えず、それ以上に的外れなことなのです。」

「我がカリフォルニア大学の言語学の助教授のコメントを掲載します

■ Linne Mikkelsen(Ph.D.Linguistics)

(訳:雄二郎)

 言語の習得には、さまざまな過程があります。また、どのような要素が言語中枢の発達に寄与するかという一致した見解は今のところありません。しかし、長年の研究により、おおよそ掴めてきているとは言えるでしょう。

 まず大切なのは、自分の母国語と照らし合わせて考えることです。あなた(私のことです)も知っているとおり、Cal(私の大学です)の言語クラスでは、オーラルコミュニケーション能力の発展にまず力を入れるため、基礎的な単語や文法以外は後回しにされるか、全く別の扱いを受けながら勉強します。

 言語習得の段階としては、第一段階、つまり簡単な会話を実際に行うことがまず必要と言えます。そして、聴覚がその言語に適応を見せた後に、麦の刈り取りのように徐々に空間を広げていくわけです。ですから、初期段階のうちにオーディオなどで高度な会話を聞かせたり、教科書を音読させたりすることは効果的とは言えず、むしろ的外れなことなのです。」
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【流用元と思われるサイト】
英語熱(英会話を極める)「言語学助教授コメント」
http://englishne2.blog90.fc2.com/blog-entry-15.html

流用元と思われるblogを運営されている方は、自己紹介によればカルフォルニア大学バークレー校への留学経験をお持ちの方です。
Linne Mikkelsen氏からのコメントの出所はblogには明らかにはされておりません。

このフレーズ、桜井恵三氏が よく2ちゃんねるにコピペしているものです。桜井氏が運営されているサイトにも部分的ながら同じ記載があります。アメリカの大学の先生が「稲の刈り取り」に言及するのは不自然だなと以前から感じていたのですが、原典は「麦の刈り取り」なのですね(笑)。
「カルフォルニア大学の言語学博士のLinne Mikkelsen氏の言葉では次のように言っています。」と桜井恵三氏は能書きを垂れていますが、コピペした上にLinne Mikkelsen氏の発言さえ改変してしまっています。

桜井恵三氏が自分の正当性を主張したいがために頻繁に他所にコピペしている文言の大元自体がコピペだったというのでは、もはや洒落にすらなりません。