桜井恵三氏の無料配布資料は流用・コピペだらけ?8

引き続き 桜井恵三氏が無料配布している資料である
http://rbiz.jp/facebook/data/ebook1.pdf (2011年6月22日版)
における流用・コピペ疑惑追求第8弾です。

桜井恵三氏作成の上記資料における これまでの流用・コピペ疑惑については下記を参照下さい。

今回は桜井恵三氏が用いるキーワードの一つである「シナプス、ニューロン」に関するコピペ疑惑です。

        :桜井恵三氏の無料教材における表現
        :流用元と思われるサイトでの表現
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例その10
P.11 (ebook1.pdfにおけるページ番号)
「シナップスの結合、コネクトロームを研究しているLichtman教授は、ニューロンが、ヒトの誕生時には数十個ある結合をどのようにしてわずか数個にまで減らすのかということだと言います。神経細胞はみな、多数の弱い結合を切り離して減らし、最終的に数個の強い結合だけを残すのだどそうです。」

「Lichtman教授の取り組みはスケールの大きなものだが、同教授がこの取り組みを思い付いたのは、個々のニューロンを理解したいという思いからだった。とりわけLichtman教授が解明したいと考えているのは、ニューロンが、ヒトの誕生時には数十個ある結合をどのようにしてわずか数個にまで減らすのかということだ。神経細胞はみな、多数の弱い結合を切り離して減らし、最終的に数個の強い結合だけを残す。」
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P.13(ebook1.pdfにおけるページ番号)
「ハーバード大学の研究者らが、脳の組織を高解像度の神経地図に自動変換する新しい装置を利用して、脳の回路図を作るという壮大な計画に着手しています。研究者らは、脳の中にあるすべてのシナプスの地図を作成することによって、「コネクトーム」(connectome)を作り出したいと考えています。コネクトームは、『fMRI』のような現在の最先端を行く脳内測定装置をはるかにしのぐほど、詳細なレベルで脳の活動を明らかにする回路図となると期待されております。」

「ハーバード大学の研究者らが、脳の組織を高解像度の神経地図に自動変換する新しい装置を利用して、脳の回路図を作るという壮大な計画に着手している。

研究者らは、脳の中にあるすべてのシナプスの地図を作成することによって、「コネクトーム」(connectome)を作り出したいと考えている。コネクトームは、『fMRI』のような現在の最先端を行く脳内測定装置をはるかにしのぐほど、詳細なレベルで脳の活動を明らかにする回路図となるだろう。」

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「コネクトミクスと神経科学の関係は、ゲノミクスと遺伝学の関係によく似ています。遺伝学は、個々の遺伝子や遺伝子群に焦点を当てますが、ゲノミクスは生物の遺伝的な相補性の全体に目を向けます。コネクトミクスも同様で、個々の細胞の研究から、何百万もの細胞を持つ脳全体の研究へと、規模においても到達目標においても大きく飛躍します。」

「コネクトミクスと神経科学の関係は、ゲノミクスと遺伝学の関係によく似ている。遺伝学は、個々の遺伝子や遺伝子群に焦点を当てるが、ゲノミクスは生物の遺伝的な相補性の全体に目を向ける。コネクトミクスも同様で、個々の細胞の研究から、何百万もの細胞を持つ脳全体の研究へと、規模においても到達目標においても大きく飛躍する。」
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「米国立精神保健研究所で科学技術研究担当副責任者を務めるMichael Huerta博士は、コネクトミクスは脳を理解する上で存在する重要なギャップを埋めることになると考えている。
「脳内にあるすべての細胞の化学物質と分子について知ることは、おそらく可能だ。だが、これらの細胞がお互いにどのようにつながっているかを理解しない限り、情報がどう処理されているかはわからない。コネクトームはまさにその役割を果たすものだと、私は考えている」とHuerta博士は述べた。
人間の脳には1000億以上ものニューロンがあるため、これらのニューロンの地図を作成する作業はあまりに複雑で、人間の手だけでは到底不可能だ。ソーク研究所のシニアフェローであるSydney Brenner博士がかつて「人間の手で」行なったコネクトミクスの取り組みでは、線虫を対象にわずか300個ほどの神経系細胞を調査したが、それでも完了までに10年かかっている。
ゲノムシーケンス解析機の登場でヒトゲノムの解析競争のスピードは劇的に速まったが、Lichtman教授の研究所では今、そのゲノムシーケンス解析機に相当するかもしれない装置を開発しています。これは、脳の切断と撮影を自動的に行なう装置で、“ATLUM”(Automatic Tape-Collecting Lathe Ultramicrotome)と名付けられています。」

「米国立精神保健研究所で科学技術研究担当副責任者を務めるMichael Huerta博士は、コネクトミクスは脳を理解する上で存在する重要なギャップを埋めることになると考えている。

「脳内にあるすべての細胞の化学物質と分子について知ることは、おそらく可能だ。だが、これらの細胞がお互いにどのようにつながっているかを理解しない限り、情報がどう処理されているかはわからない。コネクトームはまさにその役割を果たすものだと、私は考えている」とHuerta博士は述べた。


人間の脳には1000億ものニューロンがあるため、これらのニューロンの地図を作成する作業はあまりに複雑で、人間の手だけでは到底不可能だ。ソーク研究所のシニアフェローであるSydney Brenner博士がかつて「人間の手で」行なったコネクトミクスの取り組みでは、線虫を対象にわずか300個ほどの神経系細胞を調査したが、それでも完了までに10年かかっている。


ゲノムシーケンス解析機の登場でヒトゲノムの解析競争のスピードは劇的に速まったが、Lichtman教授の研究所では今、そのゲノムシーケンス解析機に相当するかもしれない装置を開発している。これは、脳の切断と撮影を自動的に行なう装置で、『ATLUM』(Automatic Tape-Collecting Lathe Ultramicrotome)と名付けられている」

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【流用元と思われるサイト】
wired.jp 「脳の回路図」を作る:全シナプスの「地図」を作成
http://wired.jp/wv/2008/01/28/「脳の回路図」を作る:全シナプスの「地図」を/

またまた やっちゃってますね 桜井恵三さん。
今度は商業誌関連サイトからの流用・コピペですか? 今度もどんな沙汰になっても知りませんからね。

wiredはアメリカのサイエンス系雑誌で、紙媒体と連動する内容がweb上にも展開されています。
現在、日本ではVOGUE JAPAN、GQ JAPAN 等を発行しているコンデナスト・パブリケーションズ グループから日本語版が発行されており、アメリカ版と同様に雑誌と連動した内容がwebでも閲覧することが可能です。
内容は2007~8年時点での研究成果かと思われますが、桜井恵三氏はここからも無断で引っ張ってきちゃったようです。

桜井恵三氏は脳本来の活動による学習というような内容をいつも強調されております。
シナプス、ニューロン等の言葉が このあたりの領域に関する氏のキーワードです。
しかし、これに関する内容もやはりコピペです。

これまでお伝えしたきたように、桜井氏の自論のキーワードに関する学術的説明のほとんどがコピペ。
もう底なし沼状態ですね。
コピペで済ませて お手軽 簡単! ハイッ「科学的」(自称)。
なんだかなぁ というよりも ここまで よくやるよなぁ と呆れてしまうのが正直な感想ですね。

桜井恵三氏が2ちゃんねるから撤退した(?)理由の一つは、住人による これらコピペ疑惑からの追及逃れがあるのではと考えるのは考えすぎですかね?
コピペ疑惑ネタは まだあるので もう少し続きます。